2017年 10月 08日
ハンダの板金〜工芸品になったシトロエン君〜
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桜咲く前にヤッてしまったシトロエン君の左側面・・・
ある夜、心ここに在らずな状況で、電柱に頬寄せてしまったわけで、
後悔先に立ったらこんなことにならずな日々。
ようやく修理に出したのが夏。
そして、この傷が見事になおって帰ってきたのです。
ジャーーーーーン!
ううう・・・なんと・・こんなにきれいになって帰ってきてくれた(T^T)
あしハズが板金職人さんを探してくれたのだ。
こういう場合、ふつうは「板金パテでなおす」のが一般的だそうだけど、
今回は「ハンダでなおす」ところに依頼した。
要するに、一般的なパテ修理は、
凹みをたたき出した後にパテして整えるのだが、
金属ではないから経年でヒビ割れが出たりするようで。
その点、ハンダの場合、金属同士密着するのでしっかりつく・・
ということらしい・・のでお願いすることになった。
で、送られてきた修理中の写真がこれ。
頭の中に流れる曲は「プロフェッショナル 仕事の流儀」的なアレだ。
そして、磨き上げ、塗装されて、こんな立派な姿に・・(T^T)
いや、そんな数行で書けるようなことじゃないんですけどね。
ハンダもモリモリに盛るのではなく、薄く乗せるだけなのだとか。
塗装の下には、ものすごい技術が眠っている。
過程の写真を見てるとジ〜ンとしてしまいます。
キズをなおしたとか、修理したとか、そういう感じじゃないのね。
なんと言うのか・・「大事にしてもらった」というような。
あしハズは「工芸品になったな」と言っているが、
どちらかというと私は昔飼っていた柴犬の二郎を思い出す。
シトロエンは、何もかもが「柔らかく」とても気に入っている。
あちこちガタもきているけど、
ながく大切に乗りたいな。
ハンダの板金職人さんに興味ある方はこちらをどうぞ。
こちらの動画では作業行程を見ることができます。
by ashi-bann
| 2017-10-08 15:22
| 日記だかエッセイだか
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Comments(2)
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kearyioa at 2017-10-09 12:58
ぶつけたねー。
そして直ったねー!^_^。
クルマが凹むと、気持ちも同じくらい凹みますが、
綺麗に直ると、気持ちも元通りになるというか、ちょっとした感動を生みますね。
シトロエン、柔らかいんだ(笑)。
そして直ったねー!^_^。
クルマが凹むと、気持ちも同じくらい凹みますが、
綺麗に直ると、気持ちも元通りになるというか、ちょっとした感動を生みますね。
シトロエン、柔らかいんだ(笑)。
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ashi-bann at 2017-10-09 21:25
*kearyioaさん
魔が差すってのはああいうことなのねと、しみじみ凹みました。
が、今回お世話になった職人さんはホントにすごいらしく、
そういう方たちの存在を知ることができたことに感謝・・
と少々ねじれた感情ですが、大事に乗りまする^
魔が差すってのはああいうことなのねと、しみじみ凹みました。
が、今回お世話になった職人さんはホントにすごいらしく、
そういう方たちの存在を知ることができたことに感謝・・
と少々ねじれた感情ですが、大事に乗りまする^