2011年 07月 17日
病院にて
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お見舞い関係で、
最近できたばかりの大病院に行く機会があった。
ロビーは、4層くらいありそうな巨大な吹き抜け。
天井までの巨大なガラスからは光。
並べられたソファ。
そこかしこに植えられている背の高い樹々など…
それなりに診察券機なんかは置いてあるが、
寝起きのボンヤリした頭だったらホテル?と思うかもしれない。
そして、ここは病院なんだと思い出した途端に、
もう「白い巨塔」とかいう文字がゼッタイに思い浮かぶ。
で、そこで一番なるほど〜と思ったのは、
ドトールとローソンが入っていること。
ドトールでお茶しながらおしゃべりしている人たちの風景は、
そこだけ切り取れば病院とは思えないし、
ローソンも、いわゆる病院内の売店とは大違いで、
(まぁ、ふだんのコンビニで目にしないT字帯なんてものもあるし、
お客に白衣姿の先生や看護士さん率が異常に高いけどね)
何というのか…悲壮感のようなものがない。
こういうのを見ると、本当に、いろんな施設(特に公営)には
民間企業が入ったほうがいいと思う。
病院、美術館、空港、多々、
まるでパッとしないのに、オソロしいほど値段の高い店なんて、
もうそろそろ終わりにしませんか。
デザインも先入観に捕われず、民間的に美しくしましょうよ。
サービスエリアだって最近はよくなってきたし、
やればできるって、ほんと。
数日、通うことになった今回も、
全体的に明るく柔らかいイメージのおかげか、
あまり億劫な感じはしなかった。
お見舞い相手と一緒にローソンに出掛けて行って、
(余計な)おやつを買うのもそこそこ楽しかった。
そんなときこそ、ちょっとしたことで気分が変わるなぁと、
つくづく思った次第デス。
by ashi-bann
| 2011-07-17 01:30
| 日記だかエッセイだか
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